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幻の古代オホーツク人の楽器
- 2018/11/07(Wed) -
古代オホーツク人の楽器を調べている。

古代オホーツク人の民族は大きくウィルタ(オロッコ)、ニブフ(ギリヤーク)
アイヌの民族に分けられる。
◼︎ウィルタ(オロッコ)
ウィルタ   
◼︎ニブフ(ギリヤーク)
 ニブフ   
◼︎アイヌ
アイヌ 
もっと広くロシア地域まで入れると30以上の少数民族が含まれる。

アイヌの楽器と知られるものとして、トンコリ、ムックリが一般的だが、
オホーツク人のウィルタの楽器として、トンクルというものがある。
これはほとんど中国の胡弓と同じもの。
トンクル 
またニブフの楽器として『ヘニュード・イオンカ』という楽器
がある。 これは2000年前からあるオーストラリアの『ディジュリドゥ』
という楽器と原理は同じものだ。
ヘニュードイオンカ 
この『ヘリュード・イオンカ』という楽器は長さの短いもの、『ヘリュード』
長いものが『イオンカ』という。

アイヌの楽器は非常に数が少ないと思われがちだが、
樺太(サハリン)からオホーツク海にかけて文化を
持ったオホーツク人は楽器も非常に豊かな楽器と
音楽を持つ。

北はロシアにつながり、南は北アメリカに繋がる文化を
持つ『古代オホーツク人』非常に興味深い。




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続・アジアンジャズの展望
- 2018/10/22(Mon) -
 5世紀弥生時代と奈良時代にまたがるように北海道に
オホーツク文化』というものがある。

これは、ロシアサハリンから北海道オホーツク海沿岸にかけて
800年間栄えた海洋民族(モヨロ人)の文化である。
その文化と人はなぜか忽然と途絶え、アイヌ文化へと続いていく。

途絶えた理由は今もって分からない。
謎の海洋民族文化だ。
この文化の足跡が網走地方で見られる。
『モヨロ貝塚』だ。
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ここには多くの遺跡が残っている。

アジアンジャズとしてアジアの多くの地域をテーマに
音楽を作ったが、いま、アジアの最東端のオホーツク地域に
目を向けている。
 246_6.jpg
その先にはエスキモー(イヌイット)のいる北米地域も
見えてきた。アジアから世界への旅に出る予感がする。



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『Spirit of Asia/アジアの香り』制作ノートの終わりにあたり
- 2018/10/09(Tue) -
制作ノートの終わりにあたり一言書きたいと思う。

 今回、曲制作にあたりアジアの音楽を改めて多く聞いた。
一部の地域に根ずくものもあれば、広い地域に同様のものも見られるものもある。
アジア地域には有名な文化の交易路シルクロードがある。
人が物資が文化(音楽も含め)が交易する道となったのがシルクロードである。
東は中国に始まり西はローマまで、その長い道のりを長い時間をかけて交易を
繰り返すうち、文化、音楽も東西のアフロユーラシアの大陸に広がっていく。
一部の地域に限定されるようなスーフィーの音楽も様々な国からの影響を受け
一つの形が出来上がる。 そのどれもが千年単位での話である。
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 今回5つの文化のカテゴリーを作成して曲を分類したが、
それはあくまで分類上のことだ。
一つの文化が伝播していく中で、長い時間を経て、その土地の風土に馴染むように変化し、
またその変化したものが他地域に伝わっていく。 
どの地域にも独特の風土と人間の生活がある。自然が変化するのは万年単位である。
短い期間しか生きられえない人間はその大きな大地の動きを感知できない。

今回の曲作りの作業で見えたものは、長い時間をかけ大地を多くの人間が往来し、
自然の中で作り上げた人間の歴史のようなものが見えてきた。 
人間は『万物の霊長』と言われるが、決して人間が選ばれた存在ではなく、
あくまで地球に生きる種の一つ。ということも見えてきた。
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 現在、1国主義という考え、思想が世界中に見られる。
どの国も1国で成り立つことはありえない。
相互に影響しあい融合、離散を繰り返しながら国が成り立っていくのである。
シルクロードの往来路に見られたように、東と西が往来、交易するうちに
出来上がる文化、それをもう一度見直す時代に今、入ってるのではないだろうか。
それが、地球に生きる種の一つの人間の未来にもつながっている気がする。





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『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.9  『INORI』
- 2018/09/29(Sat) -
New Mind Jazzの第9曲目『INORI』  
邦題は『ヴァイオリンとストリングシンセサイザーの為の祈り』

『Spirit of Asia/アジアの香り』のアルバムの最終曲。
この曲は、他の8曲と違い特別な構想を持たず作曲した曲です。
構想は最小限、ヴァイオリンを主旋律にする、簡単な音形を使用し
変化させながら曲を構成する。
この2点。 水もイメージしている。
簡単なメロディー音形が形を変え、バックの絶えず変化するストリングシンセにのり
メロディーを奏でる。

バックでは日本古来の『シシオドシ』を連想させる音も聞こえる。
宇宙スペースを感じさせる中、歌うヴァイオリンの歌。
水を連想させるシーケンサーの後、簡素なオーケストレーションの
エピローグが流れ曲の幕を閉じる。

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『INORI』



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Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.8  『いにしえの風』
- 2018/09/23(Sun) -
New Mind Jazzの第8曲目『Wind of Ancient』  邦題は『いにしえの風』

ずいぶん昔からだろうか、『いにしえ』という言葉と『風』
という言葉を合わせたいと思っていた。
日本最古の歴史書『古事記』に「春古風」という言葉が出てくる。
春に吹くいにしえの風という意味だ。
今回の風は、アフロ・ユーラシア版のいにしえの風だ。

今回の曲の中で一番民族色の濃い曲。
いにしえとは言いながら、かなり強力なアフロ・ ユーラシアのいにしえの風です。
ソロはウード、ネイ、 トルキッシュヴァイオリン。
エンディングは力強いパーカッションアンサンブルの風に乗りピアノが歌う。


SOAジャケットカード32

『Wind of Aicient』



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