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『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.9  『INORI』
- 2018/09/29(Sat) -
New Mind Jazzの第9曲目『INORI』  
邦題は『ヴァイオリンとストリングシンセサイザーの為の祈り』

『Spirit of Asia/アジアの香り』のアルバムの最終曲。
この曲は、他の8曲と違い特別な構想を持たず作曲した曲です。
構想は最小限、ヴァイオリンを主旋律にする、簡単な音形を使用し
変化させながら曲を構成する。
この2点。 水もイメージしている。
簡単なメロディー音形が形を変え、バックの絶えず変化するストリングシンセにのり
メロディーを奏でる。

バックでは日本古来の『シシオドシ』を連想させる音も聞こえる。
宇宙スペースを感じさせる中、歌うヴァイオリンの歌。
水を連想させるシーケンサーの後、簡素なオーケストレーションの
エピローグが流れ曲の幕を閉じる。

SOAジャケットカード32

『INORI』



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Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.8  『いにしえの風』
- 2018/09/23(Sun) -
New Mind Jazzの第8曲目『Wind of Ancient』  邦題は『いにしえの風』

ずいぶん昔からだろうか、『いにしえ』という言葉と『風』
という言葉を合わせたいと思っていた。
日本最古の歴史書『古事記』に「春古風」という言葉が出てくる。
春に吹くいにしえの風という意味だ。
今回の風は、アフロ・ユーラシア版のいにしえの風だ。

今回の曲の中で一番民族色の濃い曲。
いにしえとは言いながら、かなり強力なアフロ・ ユーラシアのいにしえの風です。
ソロはウード、ネイ、 トルキッシュヴァイオリン。
エンディングは力強いパーカッションアンサンブルの風に乗りピアノが歌う。


SOAジャケットカード32

『Wind of Aicient』



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『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.7  『地平の向こうへ』
- 2018/09/19(Wed) -
New Mind Jazzの第7曲目『Beyond the Horizon』  邦題は『地平の向こうへ』

私の仕事場(スタジオ)は山の中にある。
その丘を下ったところに細い川に沿って街道が
ある。 

ある日その街道を散策をしていると、
馬が走ってきた。全速ではなく、パカパカとゆっくり。
なんと珍しい!と思いなから眺めていると、
馬がいなないた。 ヒヒーンと。
馬と目があった。「お前はこんなところで何してるんだ」
と言われた気がした。
それはお互い様だ。
その後、馬は何事もなく山あいの街道を地平線に向けて走り去っていった。

しばらくボーッとそこに佇んだが、スタジオに戻り
作った曲がこの曲だ。
躍動する低音のオステナートリズムからバイオリンとシンセ口笛によるメロディ。
ソロはウード、トルキッシュフルートから西アフリカを代表する楽器
ジャンベソロへ。
馬に感謝しなければならない曲だ。

SOAジャケットカード32

『Beyond the Horizon』









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『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.6  『アジアの香り』
- 2018/09/18(Tue) -
 New Mind Jazzの第6曲目。邦題は『アジアの香り
アルバムのタイトル曲である。

今回の制作にあたり、5つの文化と文明のカテゴリー
を作り制作にあたったが、そのカテゴリー4にあたる
メソポタミア文明。
いわゆるチグリス、ユーフラテス川地域を元に
栄えた文明にある音がヒントになっている。

この曲作りでは、スリットドラムを多く使っている。
なんと言うのだろうか。木琴のようなマリンバのような
不思議な音である。
その音に乗り、中東リズムの上をウード、ネイの笛の音が、
スーフィのメロディーを奏でる。

ゆっくり流れる悠久のアジアの雰囲気が曲全体から
醸し出される。

SOAジャケットカード32

『Asia no Kaori』




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自然の猛威
- 2018/09/16(Sun) -
 9月6日地震が起こった。震源は北海道厚真町。
震度は7。近郊の苫小牧市で震度6-、鵡川町、安平町で
震度6+。 死者の数は44人。
dims-1.jpg 
今回の地震は内陸で起きた地震、津波はない。
東日本大震災の時も震度7で死者は約15,000人。
こんなに死者が多いのは海中で起こったため、
大津波が発生したためだ。

今回の地震も海中で起きていたら必ず津波が発生。
被害規模も相当大きくなったはずだ。
dims.jpg 
それでも普段見ないことに、大規模停電がある。
それも北海道全域である。
こんなことは65年の人生で記憶にない。
震災当日震源に近い苫小牧に向かったが、なんと全ての
町の明かり、信号が消えている。

徐々に震源地も復旧している。
それでも、もう元に戻らない地域もある。

『天災は忘れた頃やってくる』という格言があるが、
今は忘れる前にどんどんやってくる。
心の準備をしていても、大きな天災の前に人間は
なすすべがない。

今、世界中が自国第一主義と称して、自分の国のことばかり
を大切にする意見が見られる。
そんなことを全く意に感ぜず大きな天災はやってくる。

叡智があると言われる人間。
その叡智をこの大きな災害に結集しなくてはならない。
これから人間の知恵と叡智が問われる。










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